嫉妬している自分が嫌だった―離れる選択をした理由

「わたしの足あと」

嫉妬は、しないでおこうと決めてどうにかなる感情ではありません。
男女の間で、ふいに胸の奥から湧き上がってくるものです。

私自身、元夫が比較的もてる人だったこともあり、
彼の性質や行動によって、嫉妬を感じる場面が何度もありました。
浮気だと分かる出来事も、私が知っているだけで三度ありました。

今日は、
嫉妬が湧いたときにどう振る舞うかではなく、
その先にどんな自分でいたいかを俯瞰してみることが、
後悔の少ない選択につながる

というお話です。

嫉妬には、いくつかの形があると言われています

一般的に、嫉妬には次のような種類があるとされています。

  • 羨望
     他人の才能や成功、幸せを「自分も欲しい」と強く願う気持ち。
     自己肯定感の低さや劣等感から生じることが多いとされています。

     嫉妬の中でも、
    「他人の幸せがまぶしく感じる」「比べて苦しくなる」
    そんな 羨望に近い嫉妬 については、別の記事で整理しています。
    ▶︎ 嫉妬で自分を縛らないで
  • 独占欲
     大切な人の愛情が、自分以外に向かうことへの不安や恐れ。
     「取られたくない」「自分だけを見てほしい」という感情です。

ただ、私自身が経験した嫉妬は、
どちらかというと、この説明だけでは収まりきらないものでした。


私の中にあったのは「独占欲」よりも、怒りだった

当時の私は、
ぎりぎりの家計の中で生活を回し、
病気の子どものことを常に気にかけながら毎日を過ごしていました。

不安の中で現実と向き合い続けている一方で、
相手はまるで別の世界にいるかのように、
楽しそうに振る舞っている。

その姿を見たとき、
胸に湧き上がったのは
「取られるかもしれない不安」よりも、
置き去りにされたことへの怒りでした。

これは、
ちょっとした浮気だから仕方ない、
という話では済まされないほどの痛みでした。


🌿嫉妬している自分が、いちばんつらかった

私がいちばん苦しかったのは、
相手の行動そのものよりも、
嫉妬している自分の姿がどんどん嫌いになっていくことでした。

顔を見るたびに腹が立つ。
疑ってしまう自分を止められない。
怒りと不安が常に心の中にある。

「このまま一緒にいたら、
きっと私はもっと自分を嫌いになる」
そう思ったとき、私は離れる選択をしました。


生きていく手段はある。でも、この感情は抱えきれなかった

生活ができなくなる不安は、正直ありました。
でも、母子家庭には国の制度はあります。
児童手当、特別児童手当、職業訓練、生活保護。
生計を立てる手段は、探せば見つかる。

それよりも、
嫉妬と怒りを抱えたまま生き続けることのほうが、
私には耐えられませんでした。

怒りをうまくコントロールできない自分を責めるより、
その感情から距離を取るほうが、
私にとっては自分を大切にする選択でした。


嫉妬にも「軽いもの」と「危険なもの」がある

嫉妬そのものが、すべて悪いわけではありません。

一緒に歩いていて、
「今、他の人を見ていた?」と感じてやきもちを焼く。
その程度なら、かわいいものです。
相手から「それだけ想われている」と受け取られることもあります。

でも、
嫉妬に怒りがセットされたときは、別物です。

疑い、責め、怒りが止まらなくなる。
その状態では、誰も幸せになりません。


🌿嫉妬と怒りを認めることは、自分を甘やかすことではない

嫉妬や怒りを感じている自分を認めることは、
弱さでも、負けでもありません。
その感情を認めていいんです。

それは、
「私はこれ以上、自分をすり減らしたくない」
という心のサイン
でもあります。

無理に気持ちを抑え込むほど、
その感情は形を変えて現れます。


感情を押し込めた先で起こりやすいこと

・過度な食行動
・衝動的な買い物
・自分を雑に扱うような選択

嫉妬そのものから離れ、
裏切られた悲しみや失われたプライドを埋めようとする行動
に変わっていくことがあります。

気づかないうちに、
自分を見失う方向へ進んでしまうことも少なくありません。

🌸最後に

嫉妬の対象から離れる。
その場所にとどまる。

どちらを選ぶにしても、
大切なのはただ一つです。

「私は、どんな自分でありたいのか?」

感情に突き動かされるまま、
勢いで決断しなくていい。

立ち止まって、
自分の心の声に耳を傾けてあげてください。

あなた自身が、
あなたの心をいちばん大切にしていいのです。

今日もあなたの心が少しでもやわらかくなりますように🌿

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