春を待たなくてもいいー人生の扉を自分で開けるとき

人生はオリジナルゲーム

今のあなたに出会うための手引書

自分の人生を振り返る時って、
どんなときでしょうか。

これまで努力してきたことが、
達成できたとき?

もちろん、そんなときにも
これまで歩いてきた道を振り返ることはあると思います。

でも、「人生」という大きなテーマを考えるのは、
辛いときが多いように思います。

自分が思い描いていたように
上手くいかないとき。

「どうして、こんなことが起きるの?」

自分に降りかかる悲しみや辛さを感じたとき

「生きるってなに?」
「人生ってなに?」

そんな言葉が頭をよぎることがあります。

普段、何もないときは日常に追われて
目の前の勉強や仕事、
自分で課した目標に向かって
がむしゃらに生きています。
人生なんて言葉もよぎらない。

でも、事故や病気になったとき。
これまでの日常が送れなくなったとき。

ふと動きが止まったときに
人生を考えることがあります。

それは自分のことじゃなくても
たとえば家族が病気や事故にあってしまい
それまでの日常が送れなくなったときにも
人生を考える方は多いのではないでしょうか。

当たり前の日常が壊れたとき
その「当たり前」がどんなに幸せだったのかを
知ることにもなります。

当たり前の日常が恋しかった

私の経験でお話しすると
娘は病気で長く入院することがたびたびありました。

私は娘のベッドの横に並べた
付き添いベッドで寝ます。

巡回に来る看護師さんや
あらかじめセットされた点滴のアラームが鳴るので
その都度起き上がり、会釈をします。

大部屋だったら特に、
他の患者さんのアラームも聞こえます。

咳払いも、おならも
思いのままにできません。

非日常です。

冬になると、
病室に暖房は入っていますが、
床は冷たくて、
付き添いベッドは低いので、
冷たさが床から伝わります。

そんなとき、

「あー、こたつに入って寝転びたい」
「こたつでうたた寝したい」
「こたつでみかんが食べたい」

そんなことを思いました。

日常が恋しかったです。

冬のあとには春が来る

人生には、
本当にさまざまな出来事があります。
つらい状況から逃れて、早く元の生活に戻りたい。

あの頃のように
笑える日は来るのかな?

そんな不安に襲われることもあるでしょう。

私もそうでした。

不安に包まれたとき、
私は心の中で決まって言う言葉がありました。

「苦しみはいつまでも続かない」
「冬のあとには春が来る」

祈りともいえるこの言葉を、
頭に浮かべていました。

日常が止まったとき、見えてくるもの

自分の人生を考えるタイミングは
病気や事故、別れや
家族に起きた出来事などだけではありません。

毎日仕事に行く。
家事をする。
人に合わせる。

嫌な気持ちに気づかないふりをして、
「仕方ない」と飲み込む。

目の前のことに追われていると、
「私は本当はどうしたいんだろう」と
立ち止まって考えることも少なくなります。

それでも毎日は続いていきます。

ストレスが重なり
何かをきっかけに、それまでの日常が止まったとき
ふと、自分の人生を考えることがあります。

「このままでいいのかな」

それまで気づかないふりをしていた気持ちが、
顔を出すこともあるかもしれません。

そして初めて、

「私は本当はどうしたいんだろう」

そんなふうに、
自分の気持ちに目を向けることもあるのではないでしょうか。

辛さは比べられない

辛さというものを、
比べることはできません。

どんな辛さも、人それぞれに違います。

生きてきた背景や経験は、
人それぞれだから。

仕事や人間関係の辛さも、
ひどくなると日常が送れなくなることがあります。

でも、その辛さの中には、
ただ状況が変わるのを待つのではなく、
自分の選択によって離れられるものもあると思うんです。

嫌いな上司がいる職場。

心ない言葉で傷つける友人。

暴力を振るうパートナー。

「いつか状況が変わるかもしれない」

そう思って耐えながら
春が来るのを待ち続けなくてもいい。

自分から、その場所を離れるという選択もあります。

春を待たなくてもいい

病気や事故のように、
自分ではどうすることもできない出来事もあります。

でも自分から、その場所を離れるという選択ができることもあります。

あとになって
「あのとき、もっと自分の気持ちを大切にしていたら」
「あの場所から離れていたら」
と思うことがあるかもしれません。

変えられないこともある。
でも、自分で選べることもある。

だったら、
春が来るのを待ち続けなくてもいいのかもしれません。

「冬のあとには春が来る」

そう信じて
春を待つことが必要なときもあります。
でも自分で選べることなら
自分から一歩を踏み出すこともできます。

人生の扉を開けるのは
あなた自身しかできません。

勇気を出して行動したあとに、
ゆっくりこたつで寝転べる幸せを感じられたら。

「あー、あのとき勇気出してよかった」

そんなふうに、
人生を振り返ることができるかもしれません🌿

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