情けないと思ってしまうときー言葉を知らない人ほど、 マウントでプライドを守ろうとする。

「わたしの足あと」

私はここにいるというプライド

プライドは、
たいてい人前で何かが起きたときに、顔を出します。

誰かに見られている場面。
評価されるかもしれない場面。
比べられるかもしれない場面。

常に称賛を浴びたい、というほどではなくても、
人は人前で「よく見られたい」という自尊心を持っています。

ここでいうその自尊心は、
決してうぬぼれや虚勢のことではありません。

人はみな、懸命に生きて、
それぞれの日々を積み重ねてきました。

その結果として、
「これだけはやってきた」
「これくらいはできる」
そう思えるものを、心の中に持っています。

それが、「私はここにいる」というその人のプライドです。

🌿力量の違いは優劣ではない

これまでの努力や経験から、
人はそれぞれ、自分なりの力量を培ってきました。

その力量に、大小はあるかもしれません。
でも、それを優劣で捉えるのは、
少し違うように思います。

人はそれぞれだから。
得意なことも、不得意なことも、違うから。

組織で仕事をしていくうえで、
その違いは、本来なら
お互いを補い合うためのものです。


ルーティンをスピーディーにこなせる人もいれば、
時間をかけて、丁寧に進める人もいる。

どちらが正しい、ではなく、
どちらも必要な役割です。

たとえば、スピーディーに仕事をする人のフォローを、
丁寧に仕事をする人が担っている場合もあります。

速さで前に進む人と、
抜けや漏れがないかを確認する人。

どちらか一方が欠ければ、
仕事はうまく回りません。

🌿うぬぼれや虚勢に満ちたプライド

けれど時に、
スピーディーに仕事をする人が
フォローをされていることがあっても

陰で支えられていることも知らずに

相手を傷つけることを、
なんとも思っていないような言葉を
平気で口にする人がいます。


仕事のやり方を指摘するにしても、
そんな言葉を使わなくてもいいのに、
と思うほど、酷い言葉を選ぶ人がいます。

「なんでこんなこともできないの?」
「普通はさ…」
「前にも言ったよね?」

その言葉は、
仕事の改善ではなく、
相手のプライドを踏みにじる形で投げられます。


そんな酷い言葉をかけられた時
傷つくのは、能力だけではありません。

「これまでやってきた自分」
「必死に積み重ねてきた時間」
そのすべてを否定されたように感じてしまいます。

相手への配慮もなく

そこで顔を出すのが、
うぬぼれや虚勢に満ちたプライドです。

🌿傷ついたプライドと、どう向き合うか

傷ついた自分を受け入れる

プライドが傷ついても

「気にしすぎなんだろうか」
「こんなことで傷つく私は弱いのかな」
「情けないな」

そんなふうに自分を卑下してしまうことがあります。

思わず卑下してしまったときに
お伝えしたいことがあります。
まず大切なのは、
傷ついた事実を否定しないこと。

「傷ついた」と感じたなら、
それはもう、あなたの中で起きた現実です。
「そう感じた自分」を、そのまま認めてあげてください。

次に、
あなたのプライドが何を守ろうとしていたのかを、
静かに見つめてみます。

・これまで積み上げてきた時間
・丁寧にやってきた姿勢
・誰にも見えない努力

そのどれかを、
守りたかったのではないでしょうか。

プライドは、
人を見下すためのものではありません。

誰かを打ち負かすためのものでもありません。

プライドは本来、
「ここまで生きてきた自分を守るためのもの」。

だから傷ついたとき、
心が強く反応するのは、自然なことです。
でも卑下する必要はないのです。

その言葉はうぬぼれと虚勢に満ちたプライドか見分ける

もし今、
誰かの言葉に心がざわついているなら。

言葉を知らない人が、
自分を守るために、
無意識にマウントを取っているだけのこともあります。

そのことを知ってください。

相手の力量を下げることで、
自分の立ち位置を保とうとする。

それは、
相手を理解しようとしない、
とても未熟な防衛のかたちです。

仕事の速さや、やり方の違い。
価値観や、視点の違い。

それらを「差」として受け取れず、
「優劣」にすり替えてしまう人がいる。

でもそれは、
あなたの価値を決めるものではありません。

あなたには、
あなた自身の魅力があります。

あなたにしか見えない視点があり、
あなたにしかできない関わり方があります。

それは、
誰かに奪われるものではありません。

🌸最後に

プライドがざわつくとき、
思い出してほしい言葉があります。

「自信」

自信とは、
誰かに勝つことではなく、
自分を信じることです。

あなたが積み重ねてきた時間も、
大切にしてきた姿勢も、
あなた自身が一番よく知っている。

その事実まで、
誰かの言葉で書き換えなくていいと思います。

今日もあなたの心が、
少しやわらかくなりますように🍃

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