子どもが幼い頃って、
夜中に急に熱を出したり、咳き込んだり…
お母さんはほとんど眠れないまま朝を迎えることがあります。
救急に駆け込んだり、ずっと抱っこして寝かしつけたり
気持ちも体力もすり減らして迎えた朝。
でも、そこからもう1つ大きな悩みがやってきます。
「仕事…どうしよう。休んだら、みんなに迷惑をかける。」
そう思うと、職場に休みの連絡を入れる電話の前で
胸がぎゅっとなるんですよね。
「すみません、今日は休ませてください」
ほんの数秒のこの言葉に、どれだけの勇気が必要か
お母さんなら、みんな経験があるはず。
仕事がシフト制ならなおさら、
“自分の穴を誰かが埋める” 現実が目に浮かぶ。
普段どれだけ真剣に働いているか、責任感が強いからこそ、
そこに罪悪感が生まれてしまう。
やさしく「おだいじにね」と言ってくれる人もいれば、
ぶっきらぼうに返す人もいて、その一言で心がズシンと重くなることもある。
でもね、忘れないでほしいの。
あなたは怠けてるわけでも、無責任なわけでもない。
むしろその罪悪感は、
“いつも一生懸命だからこそ生まれるもの” なんです。
他の誰も、あなたの代わりにはなれない
仕事はフォローし合える。シフトは回せる。
誰かが代わりに立つこともできる。
でもね、
お母さんの代わりは、どこにもいない。
看病は、お母さんにしかできない “特別任務”。
だから、休むことは逃げでも甘えでもなくて、
ちゃんとした「役割」の一つなんです。
胸を張っていいんですよ。
そして、逆の立場になったときに返せばいい
もし他のスタッフが急に休む日がきたとき、
「任して!!」
「今度は私が回すね!」
その一言で十分なんです。
それでちゃんと挽回できる。
お互い様で、気持ちよく仕事が回っていく。
体調不良の日、気分が落ちている日
そんな日も罪悪感はいらない
人間は、ずっと同じ調子で働けません。
・子どもの看病でフラフラの日
・自分の体がつらい日
・気持ちがどうしても追いつかない日
どれも「休む理由」になります。
機械じゃないんだから。
罪悪感は一瞬出てくるかもしれない。
でも、そのあとすぐに手放してほしい。
「今日は充電する日」
それだけでいいんです。
あなたは悪くない。怠け者でもない。
本当にがんばってる。
だからどうか、罪悪感はすぐに手放してくださいね。


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