これまで挑戦した結果、成功しなかった原因を知る

「小さなきっかけ」

自分を思い出すための手引書・最終テーマ

このブログでは、
自分を思い出すための手引書として、
自分の中にいる「もうひとりの自分」と出会うことをお伝えしてきました。

これまで、いくつかのノートを通して
自分自身を見つめる時間を重ねてきました。

  • 今日の自分を思い出すノート
    ― 忙しさの中で置き去りにしていた、今の気持ちに気づくこと
  • 長所と短所はあなたらしさの“表と裏”
    ― 欠点だと思っていた面も、自分らしさの一部だと知ること
  • 夢がくれた“ワクワク”を取り戻す時間
    ― 過去の夢の中に、今も残っている感覚を思い出すこと
  • がんばってきた過去の自分を振り返る時間
    ― 過去の自分のがんばりを思い出すこと

これらのテーマをノートに書くことで、
「自分はどんな人なのか」
「何に反応し、何が苦しかったのか」
その輪郭が見えてきて
自分を俯瞰して見るということが、
少しずつ体感できてきているのではないでしょうか。

自分の中にいる、もうひとりの自分に出会った瞬間

自分の出来事を言葉にし、
他のだれかの言葉や行動によって
どんな影響を受けていたのかを振り返ってみる。

すると、
そのとき感じていた感情の裏側にある
原因に、ふと気づく瞬間が訪れます。

過去の経験から生まれたコンプレックス。
自分の中にあった思いと、現実とのギャップ。

そこから感情が生まれていたこと、
そしてその感情のもとは
自分の中にある欲求だったということ。

ノートを書き進める中で、
そんな発見をされた方もいるかもしれません。

「あー、そういうことか」

そんな小さな気づきが訪れたなら、
それはもう
自分の中にいる、もうひとりの自分に出会った瞬間
なのだと思います。


視点を変えて、出来事を見てみる

たとえば、

「○○だったから、こう思った」

そう感じていた出来事も、
もうひとりの自分の視点から見ると、

「そう思った原因は、
 あのときの○○が、私の中にあったからかもしれない」

そんなふうに、
見え方が変わってくることがあります。

言葉にすると少し抽象的かもしれませんが、
ひとつの出来事を、別の視点から見てみる
ということが、
以前より自然にできるようになってきているのではないでしょうか。

タイミングという表現について

何かを始めるにしても、
何かを成し遂げるにしても、
タイミングというものがあります。

これは、
うまくできなかったときの慰めの言葉ではありません。

・まだそれをするには、環境が整っていなかった。

・まだそれをするには、経験が浅かった。

・まだそれをするには、精神的な負担が大きすぎた。

そんなふうに、
その時点の自分には合わなかっただけ、
ということがあります。

まるで、これから先に起こりうる未来を
先に見通していたかのように、軌道修正がかかり、
自然とストップがかかることがあります。

それが、
タイミングが合わなかったということです。

でも、止まったからといって、
その挑戦が無駄になったわけではありません。

そのときに感じたこと、
考えたこと、悩んだこと。
すべてが、
経験値として、自分の中にちゃんと蓄えられています。

結果だけを見れば
「うまくいかなかった経験」でも、
その内側では、
確実に“次につながる何か”が育っていた。

このテーマで振り返りたいのは、
できなかった理由を探すことではなく、
その時の自分が、何を抱えていたのかを知ること
ができるからです。

そして今日は、
これまで挑戦してきた結果、成功しなかった原因について
ノートに書いていくことをお伝えします。

🌿これまで挑戦してきた結果、成功しなかった原因

ここからは、
なぜ「成功しなかった原因」を振り返るのか、
その意味についてお話ししていきます。

失敗や中断、あきらめた記憶は、
できれば思い出したくないものかもしれません。

でもここで大切にしたいのは、
「できなかった自分を責めること」ではありません。

  • なぜ続かなかったのか
  • なぜ苦しくなったのか
  • なぜ途中で立ち止まったのか

その理由を知ることは、
自分を理解するための材料になります。


成功しなかった理由は、欠点ではない

うまくいかなかった背景には、
努力不足ではなく、

  • 環境が合っていなかった
  • やり方が自分に合っていなかった
  • 心や体の状態に無理があった

そんな理由が隠れていることも少なくありません。

「成功しなかった」という事実だけを見ると、
自信をなくしてしまいがちですが、
理由を丁寧に見ていくことで、

自分にとって大切にしたい条件
避けたい無理のかたち

が、少しずつ浮かび上がってきます。


挑戦の結果は、すべて“経験”として残っている

たとえ結果が思うようでなかったとしても、
その挑戦がなかったことにはなりません。

やってみたからこそ、

  • 合わないと感じたこと
  • 苦しくなった瞬間
  • 続けられなかった理由

が、言葉にできます。

このテーマは、
過去を総括するためでも、
次に進むための答えを急ぐためでもなく、

ここまで歩いてきた自分を、いったん受け止めるための時間
として置いています。


☝️ノートに書くときの、3つの質問

― これまで挑戦してきたことについて ―

ここからは、
これまで挑戦してきたことをひとつ思い浮かべながら、
ノートに書いてみてください。

うまく書こうとしなくて大丈夫です。
正解も、きれいな答えも必要ありません。


🖋️挑戦したこと
→ できるだけ具体的に書いてみましょう
(いつ頃・どんなこと・どんな気持ちで始めたか など)


🖋️なぜ続かなかったのか
→ 環境のこと
→ やめようと思ったときの気持ち
→ そのとき、頭の中で考えていたこと

「弱さ」や「迷い」が出てきても、そのままで大丈夫です。


🖋️その判断のあとのこと
→ 今、振り返って思うこと
→ その経験が、今の自分にどう残っているか
→ あのときの自分に、今なら何と言ってあげたいか


この3つを書いていくことで、
「できなかった自分」を評価するのではなく、
そのときの自分を理解する視点が生まれてきます。

続かなかった選択も、
やめた判断も、
すべてが今のあなたを形づくる一部です。

🌸最後に

自分を思い出すための手引書とは、
自分の中にいる もうひとりの自分と出会うこと

そして、
自分を中心に起こる出来事や感情を、
一歩引いた場所から 俯瞰して見られるようになること

それが、この手引書のゴールです。

自分を俯瞰して見られるようになると、
湧き上がる感情にそのまま振り回されるのではなく、
「いま、こんな感情が動いているな」と
距離をもって受け止められるようになります。

感情を消すのではなく、
感情に主導権を渡さないという感覚です。


今回は、
できなかった過去のことを思い起こす作業になります。

けれど、これまでのノートシリーズを通して、
すでに身につけてきた視点や感覚があるからこそ、
以前とは違う見方・捉え方が
できていることに気づくかもしれません。

「あの頃の自分を、少しやさしく見られている」
「同じ出来事なのに、受け取り方が変わっている」

そんな 自分の変化 に出会える時間でもあります。

ぜひ、
これまでがんばってきた自分と、
今ここにいる自分をつなぎながら、
新たな発見を楽しんでいただけたらと思います。

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